創業25年超!<兵法/英語二刀一流>Kenの英語簡単講座ブログ ★連絡先変わりました⇒email: yhniten14k@yahoo.co.jp tel:080-6433-9523!

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★新★ 外国人の発想#1

さて、本日は、私が、日頃、思っている事を述べます:
アメリカが、特に顕著なのですが、英語文化圏では、良い事でも悪い事でも、
「自分のせい」にするよりは、「他人のせい」にして、物事を
表現するきらいがある様です。

★例えば、<状況⇒>:友人が初めて出席した会合で、
貴方に『Kenさん、僕には誰も知った人がいませんよ。』という
セリフを言いました。これを英語で言う場合、どう言うでしょうか?

まず、考え付くのが、 “Ken, I don't know any one of them here. “とか “ Ken, I know none of them here.” とかです。然しながら、
<I don' know~>と言えば、「自分は知らない」との意味ですが、
故に、<その知らない非は自分にある>、という感じに解釈される場合が
あります。

★ですので、「自分」でなく、先方(相手方)を主語にして、
“Nobody knows me here.” とする方が良いですね。
これが英語らしい表現方法になります。この様に、英米人は、一般的に
<良くも悪くも人のせいにするきらい>があります。ですので、
「私が知らない」、でなく、「向こうがこちらを知らない」とする方が、
<向うに責任がある>言い方になりますので、上記の様に言う場合が多いと
思います。

★次の例:<状況⇒>(相手が謝罪をしてきた後で)
「(それでも)、先方の誠意は全く感じられない。」と言う場合、
 “I can’t feel his sincerity.” と、自分を主語にして言いがちですが、
言いたい事は<先方の誠意が見られない>、という事ですから、
“He hasn't showed us(me) any sincerity at all.” とか
“He showed us(me) no sincerity.” という風な英語表現で言えば良いか
と思います。

英語の発想では、良くも悪くも、問題事項の責任を相手や周囲に
被らせる事が多々あります。
上記の事は、私自身の通翻訳業務から感じた事です。
ご参照下さい。ご質問は何なりと。





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